今日、取材があったので津軽に行ってきました。ついでに藤崎町にヤマナラシの5.3mの日本一の巨木が巨樹・巨木林のデータベスに載っていたので、確認に行ったのですが、無かったので役場に聞いてみました。役場ではとうの昔に切られてもう無い巨木だと言っていました。
①もう無い巨木をいつまでも掲載して置くのは混乱の元で抹消または、わかった時点で期日を記載すべきだと思います。
②ハリギリとセンノキなど「呼び名が違う」巨木も同じファイル掲載にするべきと思います。
③せめて国内最大級の「巨木」は、現在の計測方法で統一したデータを記載するべきです。
これらが改正しない限り「データベース」はあてにならないデータということになります。今年10月に開催される「巨木と語ろうフォーラム」か総会で高渕会長に是非提言していただきたいと思います。
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ひろし@小南部 (金曜日, 20 7月 2012 09:30)
ヤマナラシはユーラシアに広く分布しているポプラの一種ですが、材としては、マッチの軸木、パルプ用にしか用途が無いためドロノキ同様、軽んぜられている樹種のひとつです。5.3mの巨木は勿体無かったですね。樹種によって差別がある現状では伐られてしまうのも仕方ないのかも知れませんが、、、
h八甲田の熊 (金曜日, 20 7月 2012 21:24)
田子の小熊さん
こんばんは!
藤崎町の日本一のヤマナラシは伐られて無かったですか。近いうちに見に行きたいと思っていましたが残念です。
データーベースの問題点10月のフォーラムで問題提起したいと思います。
私も同じ樹種であるのに青森県内にヒバの日本一としてむつ市(旧脇野沢村の「千年ヒバ」ヒノキアスナロの日本一として五所川原市(旧金木町)の十二本ヤスがデーターベースに登録されているのに疑問を感じておりました。
ひろし@小南部 (火曜日, 24 7月 2012 12:13)
ヒバはアスナロの北方型の変種で、ヒノキアスナロのほうが和名として通りが良いようなんですが、ヒノキアスナロというのは屈辱的な名前に感じるので嫌な和名の一つです。「明日はヒノキになろう」なんて「ヒノキの方が優れているだからなれる筈はなくても頑張ろう」なんてまさにこれまで「中央政府からいろいろな餌をぶら下げられ、余計なものまで受け入れて来たにも関わらず餌のほうはいずれも空振りにおわる」ということを繰り返し受け、ないがしろにされてきた青森県民そのものの話ではないですか!
ヒバはヒノキに劣ることはありません。日本一の用材です。
せっかくヒバという地方名があったのだから学者はそれを尊重すべきであり、青森県人は自ら恥じることなく津軽弁南部弁で通すべきだと思うのです。名称もできればヒバで統一したいものですが、、、
田子の小熊 (火曜日, 24 7月 2012 17:53)
まったく同感です。